店長日記

「オーダーメイドまくら」がどんなのか知りたいんですけど・・・とご来店されます。
オーダーメイドまくらってどんなイメージですか?オーダーメイドというだけで高そう、時間がかかりそう、合わなかったらどうするんだろうなど、気にはなるけど行ったら買わなくちゃいけなくなるだろうし・・・という方も多いと思います。事実、購入されたあと、「もっと早く来ればよかった」と言われます。

もちろん、販売店ですからオーダーまくらは購入していただくといいなとは思いますが、その前に自分に合う高さを知っていただきたいなというのが一番です。枕って高さと当て方が重要なポイントになります。もしかしたらたくさん枕を変えてもどれも合わなかったというのが、当て方が間違っていただけだったり、好きな高さを選んでいて正しい高さではなかったという事がわかるかもしれません。
そのうえで、ご自分に合うオーダーまくらの寝心地をぜひ体験していただけたらと思います。

当店のオーダーメイドまくらは、首と頭をのせる部分の感触を選べます。硬めのそば殻やパイプ、パイプでも柔らかめのもの、わたや低反発・・・この寝心地も大切です。まくらのせいで眠っている間にストレスを感じることもあるので、力が入らない状態を作ることが大切です。特に緊張状態が続くときには、知らない間にまくらに後ろ頭を押し付けて、朝起きた時の頭痛の原因になっていることもあります。そんな時には硬いまくらより柔らかいものをお勧めします。

そしてその日に持って帰れます。持って帰れますが、3週間後には一度調整に来ていただいております。そこで完成です。
その場の寝心地と家での寝心地は違うのが普通です。オーダーまくらは、オーダースーツやオーダー靴とはイメージが違います。
何度も調整します。体調や季節によっても高さを微妙に変えたりします。そんな風にして長いお付き合いをしていただくのが「オーダーメイドまくら」です。お気軽に体験しにいらしてくださいね!


ベッドで羽毛布団を使っていて「夜中羽毛ふとんが落ちて目が覚める」「朝起きたら羽毛ふとんを掛けていなかった」なんてことがありませんか?これはベッドをお使いのお客様のお悩みでよく聞かれます。

眠っている間に寝返りを打つと、羽毛が少しずつ滑ってきます。これが繰り返され、ずれながら下に落ちるパターンが一番多いでしょうか。また、毛布を中に入れていて羽毛布団を上にかけていると、アクリルやポリエステルだと羽毛布団がそぐわず滑って落ちる事もよく言われます。

ではどうしたらいいのでしょうか。

まずは、毛布をお使いの場合。アクリルやポリエステルのつるっとした素材のものは羽毛布団の上にかけましょう。そうすると羽毛布団がガードされ落ちにくくなります。
羽毛布団にお使いになる毛布は、できればウールやカシミヤなど天然繊維のものを中にお使いになると、滑りにくく羽毛布団とそぐいやすくなります。

また、寝返りで滑ってしまう場合。これはなかなか難しいですね。実は最近では「ベッド専用羽毛ふとん」というような商品も出ています。特に当店の「&Free」ブランドの羽毛布団は、ベッドスタイルに合わせたキルティングで、寝返りをうってもピタッと体にまとわりついてくれます。もちろん違いを体験できますので、まとわりつく羽毛というものを体験しに来てくださいね!

それと、カバーリングも大きく関係します。ポリエステル系のものはどうしても滑りやすいので、できればタオル地、またはくしゃくしゃっとひっかかりのあるものを選ぶ事をお勧めします。


実は一年中毎日使っているのが枕と敷ふとん(マットレス)です。
羽毛布団は使わなくなる時期があるので、夏のその間にクリーニングをする方も増えています。
羽毛布団でも「洗ったことがない」という方も多いのではないでしょうか。
その話はまたゆっくりとするとして、今回は敷布団のお手入れについてです。

よく人は眠っている間にコップ1杯の汗をかくといいますが、それはどんなふうにして発散されるのでしょうか。
特に綿のふとんは、吸水性がよく、水分をしっかり吸ってくれますが、決して発散をしてくれません。という事は天日干しをしたり、乾燥機をかけたりと必ず「乾かす」ことをしないと湿気がたまってしまい、カビやダニの原因になります。

また、羊毛の敷布団は吸湿放湿ともにできますが、羊毛と化繊の混合したものだと、蒸れることがあります。
最近干さなくてもよいウレタンタイプのマットレスも水分が苦手。敷きっぱなしは厳禁で、除湿シートを下に敷く、いつも立てかけておくなどの手入れが長持ちをさせるコツです。

どんなタイプでも汗を吸い、汚れています。これを洗わないでそのまま何年も使う事は非常に不潔です。
定期的に洗う事が大切なんです。洗わないと生地も破れやすくなったり、綿やウレタンがカビになり、結局使用寿命を縮めてしまいます。
当店では、使用状態をしっかり確認しながらクリーニングを受け付けております。もちろん生地などが傷んで洗えない場合もありますし、洗わない方がいい素材もありますのでそこはしっかりとお伝えします。

そして、なるべく長持ちさせるための商品もありますので、ご紹介させていただいております。

「毎日使う敷布団なので洗いたいけど、出来るまでふとんがない」という方もご安心ください。仕上がるまでの間、代わりのお布団をお貸しします。なので安心してくださいね!







お客様のお宅や施設にお伺いすることが増えています。ご本人が連絡してこられる時もあれば、娘さんや時にはお孫さんが連絡して来られることもあります。

年齢の高い方で、痩せておられたり、腰が曲がってまっすぐ眠れず、だからと言って横向きが痛い・・・といったお悩みがよくあります。

実際お伺いすると、腰が痛かったり骨が当たるので、なんとかしようとして、ベッドマットの上に何枚もふとんと毛布などを敷き、間にクッションを入れたりと苦労の様子がうかがえます。

電動ベッドの事も多く、重ねたふとんが角度をつけると滑ってぐちゃぐちゃになってしまう・・・
それを一旦全部無くして、順番を変えて、できるだけ滑らないようにしたり、敷パットの伸びたゴムを縮めたり。

どうしてもうまくいかない時には補助するお布団の提案を。
滑らないために滑り止めの提案を。

寝る時間が多くなってくると、敷寝具の環境ってものすごく大事になってきます。お困りの時には一度お話を聞かせてください。何かお手伝いできるかもしれません(^^)



眠る猫

寒い寒いといいながら、春は確実に近づいています。もともと季節の変わり目は体調を崩しやすく新しい仕事、学校など環境の変化の多いのもこの季節です。こういう時には知らず知らずのうちに力が入っています。

普段意識して呼吸をしている方は少ないと思いますが、緊張していると浅い呼吸になっていることが多く、吐くことを忘れてしまいがちです。そうなると、自律神経の交感神経が優位に働いてしまい、リラックスするをしにくい状態になってしまいます。

寝具環境もリラックスできるものを選ぶことが大切になってきます。ふとんに入るのが楽しみになったり、ふとんに入ったとたん「はあ~」っと息が吐ける状態。温泉でお湯ににつかった瞬間「はあ~っ」と息をつい吐きたくなるような感じです。
そのような寝具は圧迫しなかったり、重くなかったり寝返りが打ちやすかったり。どこも痛くならない状態のものです。

これも一人一人体型や骨格によって違います。選び方が難しい時はぜひお問合せください。しっかり寝心地を体験して選ばれることをお勧めします。

さて、話を戻しますが、呼吸です。眠り前に口からしっかり息を吐きましょう。
8拍で口からふーっと声を出しながらおなかをへこますように。おなかに手を当ててへこむのを感じてください。
吐ききったら4拍で鼻から吸います。
吸ったらまた8拍で吐き出す・・・これをまずは2~3回繰り返してから眠りについてみてください。副交感神経が優位になり、リラックス状態になります。

ゆっくりできる時間が少なくなるこれからの季節、自分で無理やりリラックス状態を作ってあげる事で毎日を気分よく過ごしましょう!


睡眠のことや寝具のことなどお気軽にお問合せください。
(営業時間 9時~18時30分)

電話番号:083-922-0850