店長日記

体調がすっきりしない方の増える時期になりました。なぜかというと寒暖差が激し季節だからです。まさに三寒四温。
これは自律神経の乱れに大きく関係してきます。寝ても寝ても眠たい、夜中に目が覚めたらなかなか眠れなくてうつらうつらしたら朝。ぼんやりする・・・

これでは悪循環です。環境の変化も加わると、ますます交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなり、朝すっきり目覚められない、昼間に眠たい、やる気がなくなるに続いていきます。

質の良い睡眠で、脳の疲れを取り、ストレスホルモンを消去させてやることが大切になります。
深い眠りのために、疎外していることを取り除きましょう。例えば腰が痛くて浅い眠りになっているならば、厚みのある体型に合った敷ふとんやマットレスを選ぶと解決するし、肩回りが硬くなって頭痛がするようであれば、枕の高さから見直すといいと思います。

そうでない場合、まず呼吸に注目してみましょう。自律神経を安定させる手助けになります。
やり方をお伝えします。
①口からゆーっくりおなかをへこますように息を吐きます。ふうっ~と声に出してもいいですね。
②吐ききったら鼻でゆっくりおなかを膨らますように吸います。
③吸った空気をまたゆっくり吐き出します。大体10カウントのイメージで1~4まで吸って5~10で吐くといいでしょう。
④これを眠る前に最低3回続けてみましょう。まずは1週間。お試しください。


昼間、少し暖かい日が増えてきました。天気もいいと冬の間あまりできなかった布団類をしっかり広げて新鮮な空気をしっかり入れてあげたくなりますね!まずは羽毛布団のカバーを外し、平らなところにしっかり広げてみましょう。

チェックする部分が何か所かあります。まずは襟元です。汚れはどうでしょう・・カバーをしていても汚れがつくことは良くありますので変色がないか見てください。そして手触りです。固くなっていませんか?汗などで特に襟元は生地が傷みやすいので、手触りがほかの部分と違うようなら要チェック。

同じく襟元の羽毛の入り具合はどうですか?ほかの場所に比べて少なくなっていませんか?これは偏っているのか羽毛がへたっているのかどちらかです。襟元がへたっていると温かみも減ります。

次は全体です。羽毛布団を手で押してみてすぐにふわ~っと戻ってきますか?押したところがへこんだままのようだと少しお疲れ気味です。また、襟元と同じように偏っていませんか?真ん中あたりを押してみるとあれ?生地だけになってる!という風に・・・・。

こんな風にして羽毛布団の状態をしっかり見ることはとても大切です。少しでもこの中で当てはまることがあれば、当店へお持ちください。お手入れの方法をお伝えします。

①クリーニング:これは寝具専門工場でしっかり水洗いをします。これによって生地の傷みを防止したり、羽毛の汚れを落とし、またふんわりとさせることが出来ます。

②リフォーム:生地の状態があまり良くなく、偏りがある場合は、やはり中の羽毛を取り出し、きれいに洗って減った分を足して新しい生地に入れなおすとまたいい状態に戻ります。

③肌布団にリフォーム:リフォームして同じ状態までボリュームを戻そうとすると、足す羽毛の量が多くなり、値段も高くなった割にはどうしても新品より暖かさが劣るという事があります。そこでお持ちの羽毛の量で薄めの肌布団を作ります。肌寒い梅雨の時期、夏のクーラーの中、秋口に重宝する羽毛布団に変わります。

④買い替え:どうしても新品には勝てません。新しいものは空気の含み方も違うので、軽くて暖かいです。10年以上お使いになり、リフォームと価格を比べて今後どのように使用していくかをしっかり考えながら検討事項に入れていくといいかもしれません。

羽毛布団のお手入れにはいろいろな方法がありますのでこの春はまずチェックしてみてくださいね!


ベッドフレームは先日も書きましたが、選ぶときにしっかり試してください。
下がすのこのものも、すのこの種類によってはカビやすかったり、すぐに軋んだり・・・・。
当店のすのこベッドはすのこにネットが張ってあります。これはすごい事なんです。直接すのこにマットレスが当たらないので傷みが違います。なかなかないすのこです。また、寝姿勢を整えるためのウッドスプリングベッドは体重に合わせて硬さが変えられます。

この写真にはありませんが、イタリアで特許を取得しているノッティンブルベッド キネッティックは一番試していただきたい商品です。体に合わせて自動で寝心地を調節します。これに寝ると体が本当に楽です!

電動ベッドにも注目してください。電動ベッドは介護商品ではありません。快適に眠るためのツールです。角度を少しつけるだけでとても楽なんです!当店で角度による寝心地の変化も体験してください。大体頭の部分を4~6度あげると、体の楽さを実感することが出来ます。たった少しの角度を背中から上げることが出来るのは電動ベッドだけです。

どれにしても、マットと同じようにフレームもどんな性能があるか意識しながら選ばれることをお勧めします。


眠りの大切さの話

小学校のPTA対象に「眠りの大切さの話」をさせていただきました。
睡眠については小学校からしっかり知識を身に着けて行くことが大切です。

現実問題として、ゲーム、パソコンなどを遅くまでする子供さんも増えているようです。
そうなると脳の温度が下がらず、興奮状態のまま眠りにつくことになり、深い眠りが出来なくてイライラしたり、すぐキレるという状態につながります。

共働きだとなかなか仕事から帰って家事をするお母さんは大変です。早寝早起きが大切だとわかっていても、出来ないことにストレスを感じておられる方も。でもそこはあまり悩まないでください。毎日の生活リズムの中で、出来ることから始めるのがいいと思います。

寝具の面から行くと、子供でもしょっちゅうふとんを蹴って風邪をひく。という事があれば、それは暑いという事なので、思うより薄めのふとんに変えてみる。そうすればちゃんと一晩ふとんを掛けて寝てくれることもあります。
寝相が悪すぎて・・・という事があれば、少し寝心地が悪いのかもしれません。蒸れていないか、敷ふとんが薄すぎないか・・・などチェックしてみるといいでしょう。

睡眠の質自体を変えたいときには、まず体を整えることから始めましょう。その方法については一人一人お伝えすることが違いますので、ぜひいらしてみてください。


ベッドの本体とマットレス、選び方を一度見直してみましょう。
そして10年後の事を考えながら選びと、からだの調子もベッドのマットレスについても楽ができます。
楽ができるというのはとても大切です。当たり前だけど今よりも必ず年齢が増えます。その時に体のケアをしているかしていないかで随分変わってくるのです。

例えば20代。立ち仕事で腰が痛い、パソコンと一日中にらめっこで肩がこるとかはあると思いますが、おそらく徹夜しても次の日復活できたりしますよね!なので先を考えずに夜も遊べたり・・・(経験談)
それが30代になると少し変化が起こります。仕事もバリバリこなせるようになり、結婚や出産もこの頃される方も多くなったり「寝たくても寝れない」時期になってきます。今は働き方改革などで残業も減ってきたかもしれませんが、それでも遅くまで仕事をして帰ってバタンキューの事もあると思います。でもまだまだ体力勝負できます。

ところが40代になると急に変化が起こってきます。もちろん何の変化もない方も多いと思いますが、「何となくすっきり起きれない」という事が出てきます。同じようなことをしても疲れたり、まぁいっか・・・と先延ばしになったり・・・。腰痛や肩こりに悩まされるのもこの年代あたりから急に増えてきます。

10年ごとにざっと区切ってみましたが、体はだんだんと変化してきます。なるべくいい状態を保つために睡眠は本当に大事です。
そして寝具は、その睡眠の質を決める大きな役目を持っています。

話を戻してベッドのことです。よく書いていますが敷ふとんやマットレス選びは重要です。これを間違えるとなかなか買い換えられないものなので慎重に試して選んでください。そして寿命が10年前後のものを選び、次の年代に更にケアできるものに変えていきましょう。

そのために、動かしにくいマットレスよりは手入れのしやすいマットレスを選びましょう。そしてローテーションできるものを選ぶことが長持ちで質の良い眠りを保つ秘訣になります。
腰の部分は全体重の44%を占めています。なので力がかかってへたりやすいのです。だからと言って、はじめから腰だけを硬くしたマットレスはあまりお勧めしていません。なぜなら腰が浮いてしまうからです。寝てみて腰に手が入るようなマットレス、逆に柔らかくて沈むマットレスは一瞬気持ちいいかもしれませんが体のためにはならないのです。

選ぶときにはしっかり寝心地を体験して、チェックしてみてくださいね。






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