店長日記

羽毛ふとんをご購入される時、まずは何を見たり調べたりしますか?
快適に眠るための選び方を少しお伝えします。

まず、ご自分のお部屋の環境と今お持ちの寝具について考えてみてください。
部屋は気密性がいいですか?ベッドですか?まずはこれだけでも選び方があります。

当店の羽毛ふとん、シングルサイズで見ても0.3㎏~1.3㎏と幅があります。当店で一番多いものは1.2㎏です。
そして、同じ重さでも膨らみ方が変わります。そして体感が違ってきます。それは羽毛の質であったり、生地の質が関係します。

最近のマンションなどは、従来のような羽毛ふとんよりも少し量が少なめのもので1年中過ごされる方が増えています。少し寒いときには肌に当たる部分に薄い毛布を使ったり、あったかカバーを使って調節できるようにできるので使い勝手がいいのです。0.8㎏~1.0㎏をお選びになることをおススメします。

また、敷寝具の環境も大きく影響します。敷寝具をあたたかくすることで、上を軽くすることもあります。背中に当たる部分がとても大事です。いくら羽毛ふとんがあたたかいものを選んでもあたたかさを感じないのは敷が寒い可能性があります。

本来、羽毛ふとんに熱があるわけではなく、自分の体温をいかに逃がさないかが羽毛の役目です。だから自分の体温が冷たい状態ではなかなかあたたまりません。そこで敷寝具をあたたかくしてみてください。そうすると体温が上がり、羽毛も快適になります。

それを踏まえて選んでみてください。そして必ず体にフィットするか実際に体験したり、その時に偏らないキルティングであるかを確認してくださいね!長く使うものなので選び方は慎重にしてくださいね!






オーダー枕の事でご相談に来られるお客様がとても増えています。
色々な枕を購入してみたけれど、しっくりこないと言われます。せっかくいいと思って選んでも合わないと辛いですよね。

枕をお選びになる基準は何でしょうか。
「テレビで見てよさそう」「レビューが良かった」「自分の悩みが解決すると書いてあった」「手触りが良かった」「価格が手ごろ」などでしょうか。自分も寝具以外のものを選ぶときにはそんな感じで選びます。

それを踏まえて、次に枕を選ぶときには、少し違う視点で選んでみましょう。
まくらで大切な事は多くあるのですが、まずは「高さ」「当て方」「大きさ」です。枕が合わないといわれる方の多くが高さが合っていない事です。仰向けに寝て、しっかり肩が敷寝具につく状態は首への負担が少なく済みます。

また、当て方は「首を支える」イメージです。枕と肩がしっかりついた状態が正しい当て方です。つい頭を乗せただけだと背中に隙間ができ、肩に力が入ってしまいます。首を乗せた時に違和感があるのは高さが合っていない時なので、高さ調節が必要です。

また、仰向けで寝る時と横向きの高さも違いますので、平面の枕はなかなか合いにくかったりもします。
横向きで寝た時に、大きいと寝返りが安定します。

なかなかイメージがわかり難いかも知れません。当店ではお試しできますので、まずは選び方から知ってみてくださいね!レンタルもしていますのでご安心ください。






この時期になると、頭痛や肩こりのお客様が増えてきます。当店でオーダー枕をお使いの方も、何かしっくりこない気がすると調整に多く来店される時期です。
寒暖の差で、冷えが原因であったり、自律神経の乱れも起こってきます。

まずは枕の当て方についてもう一度見直してみましょう。
枕はあたまを乗せるものではなく「首を支えるもの」です。
なので、首をしっかり枕に乗せることがポイントです。首の下に隙間ができていませんか?
隙間ができると首に力がかかり、睡眠中も緩んで眠ることができません。

そして、そこを意識して隙間ができないようにしっかり首を支えると、今度は急に寝にくい感じになりませんか?息苦しくなったり逆に顎があがったり。
それは「高さ」が合っていないことになります。
「寝るときには枕を当てて眠るけれど朝起きたら枕がない」というのも高さが合っていないということになります。

この高さを合わせることによって、もともと病気などがない場合は肩こりや頭痛が楽になる方も多くおられます。
自分に合う枕の高さがなかなかわかり難いと思います。一人ひとり違うので、まずは自分に合う高さを知ることから始めましょう。

そしてそれでも改善しない場合は肩回りの「緊張」が関係していることがありますので、肩回りのストレッチをしてみましょう。
ストレッチの方法などもしっかりお伝えします。

もしこのようなことでお悩みの事がありましたら、お気軽にご来店してみてくださいね。





もうすでに新学期が始まっている学校も多くあるようですが、いよいよ2学期が始まります。しばらくは夏休みからのリズムを整えるのに苦労するのではないでしょうか。

まだ残暑も厳しくなると思います。今までクーラーの中で生活している事が多ければ、少しきついかもしれませんね!

そんなリズムや体力の維持に必要なのが「睡眠」です。今の時期こそしっかり「睡眠の質」に注目してみませんか。
特に季節の変わり目は、寒暖差が激しく(特に山口市は昼と夜の気温差があります)風邪をひきやすくなるだけではなく、「自律神経の乱れ」が起こりやすくなります。なぜかやる気が起こらなくなったり、だるかったり、イライラしたり。そんなつもりではないことが起こってきます。

ではどのように解決していったらいいでしょうか。何度かここでもお話していますがまず「息を吐く」事を心掛けましょう。胸から上で浅い呼吸になっていませんか?

 ① ゆったり目をつむる(ふとんの上で仰向けになると楽です)
 ② 口を閉じて鼻から4拍でおなかを膨らます感じで息を思いっきり吸う
 ③ 口からゆっくり8拍でおなかを徐々にへこますように息を吐く

 これを4~5回繰り返してみてください。まずは3日、できれば1週間。
 よく眠れてない方はこれがなかなかできません。息を吐く状態で吐くことが辛く、涙が出ることも。
 ですが、寝れないと悩むよりは試してみることをお勧めします。

徐々にいい季節になってきますので、それまでにしっかり心も体も整えていきましょう!









最近、お父様やお母様が施設に入られ「長い時間ベッドで過ごす」のに快適な寝具をとのご相談が続いています。
長い時間を過ごすので、背中の部分は特に不満が無いようにしたいですね。

施設内は空調が整備されていて快適な温度により近づけておられると思います。
ですが、体型や体調などによって、体感温度は変わりますので、その感じ方に応じて寝具を変えることが大切です。

まずはベッドに敷パッドなどは敷かれているでしょうか。ベッドマットレスに直接寝る、ベッドマットレスの上にもう一枚敷布団を敷く、マットレスに敷パッドを敷く、敷パッドも厚めのものから機能を重視するものまでさまざまです。蒸れる状態を作らない事は本当に大切な事です。

もうひとつ、寝具の汚れが気になる方も多くおられるのではないかと思います。そこで防水シーツが必要となるのですが、防水シーツは蒸れやすいものが多く、幅も足らなかったりします。寝具専門店では蒸れない寝心地の面から考えたシーツがあります、表面の触り心地がパイルのものもあり、気持ちよく防水機能があります。
敷の環境がとても大事なのでしっかり選んでくださいね。

また、掛けに関しては、一番の寝心地でいうと「まわたふとん」です。ですが、頻繁に洗うようなら洗濯がしやすいものがいいかもしれませんね。今の時期なら洗えるタイプの肌ふとんかタオルケット、ガーゼケットなどがいいと思いますが、これもそれぞれ機能があります。タオルケットと言っても厚さ、織り方、素材、質でかなり変わってきます。

状況をお伝えいただき、その中でベストと思われるご提案をさせていただきます。
ご自宅ではない施設でお過ごしになる時間、リラックスできる環境を寝具から整えてみられてはどうでしょうか。












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