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先日、滋賀県の近江まで麻工場の見学に行ってきました。
これからの季節に最適な麻の寝具を作る工程を知ることでよりお客さまに麻の良さを知っていただくためです。

毎年麻の敷パットは、べとつかないという事で人気ですが、実は私自身あまり麻についての魅力がわかっていませんでした。夏に麻の商品をお求めにご来店されても、しっかりと良さや他商品との違いをお伝えできておりませんでした。

しかし、麻工場の見学は「今までどうしてもっときちんと取り組んで来なかったか」と後悔するほど魅力的でした。



麻の種類は大きく分けて2つ。「リネン」と「ラミー」です。
リネンはお洋服や手触りのよいカバーなどによく使われています。繊維が細く、短いので糸にするにも手間がかかっています。
一方、ラミーは寝具によく使われています。繊維は太く長いので、天然繊維の中で最も強く、更に涼感があります。


手作業でしぼを作っています。とても細かい作業です。職人さんの技です。同じようにシボが作られていきます。


水は重要です。きれいな水だからできる麻の色合い。


これは作業の一部の写真です。本当は動画をたくさん撮影してきましたのでお見せしたいところですが・・・とにかく作業工程一つ一つに手間がかかっていて、分業で地域の中で協力しながら麻の商品が完成していくことがわかりました。
東京西川の麻の商品は、ひと手間が違います。これは当店でぜひご体験ください。



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