肌に直接触れるカバー類
いい羽毛ふとんを使っていても、実はカバーの選び方を間違えると、良さを半減させてしまう事があります。
当店でもよくご購入いただいている羽毛ふとん用タオルカバー。蒸れないし、毛布がいらないと好評です。しかし、クレームがありました。
「寝ている間に、タオルカバーが羽毛ふとんと離れてぐちゃぐちゃになってちっとも暖かくない!」というものでした。羽毛ふとんはいい商品で、生地も羽毛も軽くてかさのある商品で、タオルカバーは一番人気のものでした。
実際お客様に見せていただくと、確かにばらばらになっている感じ。羽毛ふとんに対してタオルカバーが重すぎたのです。なのでカバーがフィットしませんでした。羽毛ふとんとタオルカバーを同時に購入されたものではなかったので、こちらもそこに気づけず、大変不快な思いをさせてしまい、ご迷惑をおかけしました。すぐにタオルカバーの中でも一番軽量のものと交換させていただくと「ものすごく暖かくて朝までぐっすりだったわよ」とお客様より報告をいただけました。
同じタオルカバーでも全く寝心地が変わるのです。
普通によく使われるカバーはもっと種類が複雑です。日本製でも打ち込み数(生地の細かさ)が違ったり、サテン織かブロード織かでも違うし、糸の番手(細さ)で重さも変わるし、意外と穴は止めるひもやスナップの数です。多いほどカバーが羽毛ふとんにフィットします。
当店では手触りや掛け心地を体験できるものを多く用意しています。この違いをよく知ってカバー類を選ばれると、きっと一番羽毛ふとんのいい状態を引き出してお使いになれると思います。